コーヒー用語集

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は行

焙煎
コーヒーの生豆を、香ばしい香りが出るまで加熱処理する事。 この工程における加熱量によって、コーヒーの味は大きく変わる。 直接火に当てる直火式と、熱風を送る熱風式、両者の中間の半熱風式の3種類の方法がある。
ハイ・マウンテン
ジャマイカ産のコーヒーの中で、標高が中産地のもの。 または、そのコーヒーのブランド名。 高産地のものは、ブルー・マウンテンの名称で取り扱われている。
パーコレーター[写真]
アメリカが開拓時代に一般家庭にコーヒーを普及させた器具。 加熱によって、水を上下に循環させ、コーヒー粉に何度も通すことによって抽出される。 濃さの調整も時間が目安になるために、扱いも容易である。 発祥の影響からも、アウトドアには最も適したコーヒー抽出器具といえる。
パーストクロップ
生産されてから1年が経過したコーヒーの生豆の事で、やや黄みががっている。 当年物のニュークロップと比べて穏やかで、甘味の強い味わいになるが、香りはやや落ちる。 それ以降のものをオールドクロップと呼び、珍重される傾向がある。
パプア・ニューギニア
東南アジアに位置し、インドネシアの東方のコーヒー産出国。 生産されるコーヒーには、水洗式アラビカ種であるマウント・ハーゲンがある。
ハワイ・コナ[写真]
アメリカのハワイ州で生産される水洗式アラビカ種。 コナ・コーヒーでしか味わうことのできない野性味あふれる酸味には定評があり、近年高騰化してきている。 豆自体の品質も良い。
ハンドピック
コーヒーの生豆の中で、飲料に向いていないものを手で除去する作業のことで、焙煎前に行われる工程である。 一般的に高級な豆は、出荷前にこの工程を通っているが、豆の種類によっては行われていないものもある。 不良豆と呼ばれる飲料に向いていないものには、小石、木片、虫食い豆、カビ豆などがあり、これらを除かないとコーヒーの味と香りに悪影響を及ぼす。
非水洗式[写真]
コーヒーの実を天日乾燥させ、果肉部分を脱穀して除去する製法。 生豆は黄みがかった不均一な色をしているが、円熟したコクを楽しむことができる。 アンウォッシュドとも呼ばれる。
ピーベリー
コーヒー豆は果実の中に通常半球体のフラット・ビーンが2つ入っているが、片方が発育不良のために1つだけが楕円形の球状で発育したの。 全体の10%を占める、数量が少ないことから珍重されることもあるが、基本的に香味は変わらない。 ピーベリーのみで構成されるコーヒーは、ブラジルブルー・マウンテンが有名である。 丸豆とも呼ばれる。
平豆
フラット・ビーンのこと。
深煎り[写真]
焙煎工程において、最も過熱処理を多く行われたコーヒー豆の焙煎具合。 エスプレッソやアイスコーヒーで最も好まれ、食後のコーヒーにも非常に会う。 難点として、品質が劣化しやすいので扱いには多少の注意が必要。
不良豆
コーヒーの生豆に含まれる飲料に向いていないものの総称。 大部分は状態の悪いコーヒー豆で構成されるが、中には小石や木片が含まれていることもある。 これらを手で除去する作業のことをハンドピックと呼び、品質の高い生豆を生産するためには不可欠な作業となる。 主な不良豆には、小石、木片、虫食い豆、カビ豆などがあげられる。
ブラジル[写真]
中南米に位置する世界最大のコーヒー生産国。 水洗式アラビカ種を産出し、品質によってNoによるグレード付けをされている。 酸味と苦味のバランスが良く、ストレートでもブレンドでも使用される一品。 時々、オールドクロップや陰干しなどの稀少品が入手できることがあるので、要チェックが必要。
フラット・ビーン
果実の中に半球体状で2つ入っているコーヒー豆のこと。 対して、片方が発育不良のために1つだけが楕円形の球状で発育したのをピーベリーと呼ぶ。 平豆とも呼ばれる。
ブランディー・コーヒー[写真]
深煎りのコーヒーにブランディーを混ぜた飲み物。 アルコールが入るので、体が温まるコーヒーの飲み方である。
ブルー・マウンテン
ジャマイカ産のコーヒーの中で、標高が最も高いもの。 または、そのコーヒーのブランド名。 中産地のものは、ハイ・マウンテンの名称で取り扱われている。
フレンチプレス[写真]
メリオールの別名。
ペーパードリップ[写真]
ドリップコーヒーの中でも最も一般的な入れ方で、抽出の際に紙でできたフィルターでコーヒー粉を漉す抽出法。 紙は毎回使い捨てにできるため、衛生上も含めて扱いやすいという利点を持つ。 また、コーヒー抽出も最も簡単であり、かつ、技量があがるとその分コーヒーが美味しくなるので、初心者から専門職の人までが愛用できるコーヒーである。
ペルー[写真]
南米西海岸に位置するコーヒー産出国で、近年有機栽培の水洗式アラビカ種を売り出している。 酸味と有機栽培コーヒーの持つ甘さが特徴。

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