コーヒー用語集
あ行
- アイリッシュ・コーヒー
- ウィスキー・コーヒーにクリームを浮かべたもので、デザートとしても扱われている。
アルコールが入るので、体が温まるコーヒーの飲み方である。
- 浅煎り[写真]
- 焙煎による加熱量が最も小さい状態のコーヒー豆。
もっとも甘味が強く出るが、酸味が強く出過ぎ、かつ、コーヒー本来の味わいがでない。
そのため、通常は飲料のためにこのコーヒー豆が扱われることは無い。
焙煎工程における途中の状態。
- アザーマイルド
- マイルドコーヒーの中で、コロンビアマイルドに属さないアラビカ種の総称。
マイルドコーヒーよりは1ランク格下として扱われている。
- アーモンド・チョコレート・コーヒー[写真]
- コーヒーにアーモンドパウダーとチョコレートシロップを加え、クリームを乗せてトッピングした飲み物。
- アラビカ種
- コーヒーノキの品種の一つで、味香りともにもっとも優れた高級品種である。
しかし、コーヒーノキ1本辺りのコーヒー豆の収穫量や植物としての耐久性はロブスタ種と比べて弱い。
世界で最も生産量の多い品種でも有る。
- アンウォッシュド
- 非水洗式の別称。
- イブリック
- イスラム地方で広く使用されているコーヒー抽出器具。
形状は金属のひしゃくのような形で、その中に砕いたコーヒー豆と水を加えて煮出します。
内部にコーヒー粉が残ったままですので、基本的には上澄みを飲むことになります。
- インドネシア
- 東南アジアに位置するアジア最大のコーヒー産出国。
主にジャワ・ロブスタと呼ばれるロブスタ種が生産量の大半を占めている。
しかし、栽培されているアラビカ種はいずれも質が良く、マンデリン、カロシ、ジャワ・アラビカ等が有名である。
- ウィスキー・コーヒー[写真]
- 深煎りのコーヒーにウィスキーを混ぜた飲み物。
クリームを浮かべるとアイリッシュ・コーヒーとなる。
アルコールが入るので、体が温まるコーヒーの飲み方である。
- ウォータードリップ[写真]
- 水出しコーヒーと呼ばれるコーヒー器具で、細かく挽いたコーヒー粉にゆっくりと水滴を垂らして抽出を行う。
抽出に2〜3時間を要するが、加熱していたいために最も香りが高く、雑味の少ないコーヒーを得ることができる。
見た目にも非常に楽しく、インテリアとしても良い。
- ウォッシュド
- 水洗式の別称。
- エスプレッソ[写真]
- 蒸気化した水を強い圧力で、瞬間的に極細引きのコーヒー粉を通過させて抽出するコーヒー。
非常に濃厚で、さっぱりとしとしているが、苦味の強いコーヒーを味わうことができる。
イタリアでは最も一般的な製法で、日本国内でも近年は特に人気が高い。
- エスプレッソ・マシーン[写真]
- 強い圧力の蒸気を作り出してエスプレッソを作る機械。
通常、14気圧以上の圧力を持っているのが特徴で、機械によってはコーヒーミル機能やミルクの加熱・泡立て機能を持つものも有る。
- エチオピア・モカ[写真]
-
アラビカ種の原産地であるエチオピア産のコーヒー豆。
香味に優れ、特に鋭い酸味と濃厚なコクには定評がある。
品質があまり良くなく、ハンドピックが推奨される。
モカの名称がつけられているが、実はモカとはあまり関係は無い。
- オールドクロップ
- 生産されてから2〜3年以上が経過したコーヒーの生豆の事。
すでにコーヒー本来の味わいは失せているが、その分円熟した穏やかさと甘さを持つようになるため、珍重される傾向にある。
対して、当年物をニュークロップ、前年物をパーストクロップと呼ぶ。
珈琲通トップページへ