家庭で焙煎!

焙煎後のハンドピック

ショップで購入した焙煎済みのコーヒー豆でさえ、実はすべてが美味しいコーヒー豆であるとは限りません。 良く見ると、色はバラバラで、中には砕けた豆の破片が見えます。 つまり、使うとコーヒーの味が濁ってしまう可能性を持つコーヒー豆が入っているのです。 また、焙煎前に生豆のハンドピックを行ったとしても、熱の加わり加減により煎りムラが発生した豆は取り除くべきべきなのです。 良質のコーヒーと言うのは、焙煎前後で合計2回ハンドピックがされているものです。

焙煎後のハンドピックで難しいのは、生豆のハンドピックと違って、色と形状で不良豆を見分けるのが困難な点にあります。 従って、より注意深くコーヒー豆を凝視する必要があります。

では、実際のハンドピックの仕方に移ります。 生豆のハンドピックで見るべき点は、以下の3点になります。

色に着目していると、一部の白っぽい色のものが見つかります。 これは、死豆の発酵による変色か煎りムラの豆となります。 また、極稀に全身が緑色のかび豆が見つかることもあります。
豆を見ていると、怪しい形状の豆が割合見つかりにくい状態で発見されます。 その多くは、貝殻豆です。 凝視すると虫食い豆の跡が見えることがあります。 また、極端に小さい豆は未成熟豆であるので、これも取り除きます。

焙煎後のハンドピックでは、なんとなく怪しいと思ったものすべてを取り除く習慣を付けて置くと無難です。